昨日、茨城県植物園で「春のバラ展」が開催されていたので観てきた。
バラの品種紹介や装飾展示、来場者の投票によるコンテストが行われており即売会もあった。
展示の方は、ほぼ切り花で連日の暑さから痛んでしまっていたが、即売会の方は活きの良い開花苗が並んでいた。
折角なので何か買って帰ろうと眺めていると、ノンパテントばかりのようだったが目に止まったのはラバグルト。花色と花の形がツボにハマった。ネットで調べると丸弁平咲きって言うタイプで微香とのこと。でも香りはティーかな?しっかりした香りがある。これは鉢植えで育てたいな。
園内には地植えのバラが集う「バラ園」と言うエリアがある。30℃を超える暑い中、色々なバラの香りが入り混じっていてちょっとだけ気分が悪くなった。
何年モノか分からないがHTの株元がハンパ無い。接木苗だったら接木よりも台木が勝ってしまいそう。
直ぐ隣にはタイサンボクがあった。家にある矮性のタイサンボク(リトルジェム)と違って10m以上はあるだろう。家のリトルジェムも蕾が膨らんでいるが、この木も沢山の蕾があった。咲き出したら良い香りに包まれるだろうな。
植物園からの帰り道、足を伸ばして以前イングリッシュローズを買った行ったHCに立ち寄った。予想通り売れ残ったイングリッシュローズが安売りされていた。
シャーロット・オースチン
用土に肥料分が無いのか、日当たりが良くない所にあったせいなのか、葉の色は薄く全体的に徒長気味。でも¥1,980なら悪くない。来年に向けて立て直すべく根鉢を崩さないよう注意してスリット鉢に植え替えた。
タグ無し
これはどういうことなのだろう? 葉が一部しか展開しておらず、まるで虫に葉を食べられてしまったように見える。見ようによっては葉脈が枝から出てるようにも見える。それでいて蕾らしき膨らみがある。シャーロット・オースチンと同じ超ロングのポリポットに植わっていたからイングリッシュローズに間違い無いが、何故かタグは無かった。恐らくレディ・エマ・ハミルトンかシャーロット・オースチンだろうと思う。値段は養生テープに¥398と手書きで書いてあった。イングリッシュローズにしては破格だが何分このコンディション。始めはとても買う気になんてならなかったが、しみじみ見ていると「今後どうなるか?」と興味を覚えて買ってしまった。新苗を買った時の鉢に植え替えた。物好きだな。
物好きと言えば、昨年の冬だったかにHCで安売りされていたデルバールのバラを3種買った。コンディションが良くないから鉢では無く花壇の端にまとめて植えておいたら花が咲き始めていた。
デルバールのバラは、病気に強く初心者向けとの記事をネットで目にするが、派手な花色と長い名前から敬遠していた。 左からラ・レース・ドゥ・ラ・ニュイ、ラ・パリジェンヌ、アレゴリー。明るい気分にはなるけど家の庭には似合わない。今年の冬に鉢に上げて友達か同僚にでもあげよう。
ポールズ・ヒマラヤンムスク
昨年の売れ残り新苗も花を咲かせている。ポールズ・ヒマラヤンムスクは手に負えなくなるから台木だけ使おうと考えている。新雪は道路と庭を仕切る板塀の道路側に植えるつもり。
クリーミーエデンとサマースノーが良い感じになっている。でも香りはほぼ無い。レディ・エマ・ハミルトンは1つ咲いてる。
この春に買ったイングリッシュローズは、ソフトピンチして枝を増やしていたから開花はもう少し先。咲いたら日記にアップしよう。
それにしてもバラを増やし過ぎたかな。好みはそうそう変わらないだろうからそのうち本当に好きな株を残して整理しよう。
オマケ時季外れのクリマチス・ペトリエイの花