mecha_ismの日記

内燃機関、自転車、生き物、植物好き

今年のオリーブ

今年の夏は例年に無くネバティロブランコの葉が落ちると感じていたら株元におが屑があった。直ぐにオリーブアナアキゾウムシだと直感し、幹を良く見ると至る所に穴が開いていて地上2m以上の太い枝にも穴がある。f:id:mecha_ism:20190929172558j:image

ネバティロブランコだけで無くミッションもf:id:mecha_ism:20190929172553j:imageそして幹の径が3cm足らずのシプレッシーノにも。
f:id:mecha_ism:20190929172550j:imageシプレッシーノは同じサイズのものが3本あるが、この株だけ用土の乾きが遅いから何か起きているとは思っていた。でもおがくずは目に付かなかったからアナアキゾウムシが原因だとは思わなかった。株元に開いた穴を掘り進むとサナギが出てきたから、ミシシッピニオイガメの水槽に放り込んでエサにした。

f:id:mecha_ism:20190930070931j:image目に付いた成虫は捕殺したが、芝生に隠れたヤツも居るから50匹以上は居ただろう。今年の冬に強剪定しようと決めていて全く目を向けないで居たのが悔やまれる。

オリーブアナアキゾウムシの対策として良く目にする「株元をスッキリさせる」は、シプレッシーノが鉢植えで株元はスッキリしてたから気休めにしかならないことが分かる。それでもでもネバティロブランコの根元を覆うように増えていたノシランを掘り上げ、ミッションの根元に絡まるニチニチソウも刈り取ってスッキリさせた。そして濃い目のスミチオンを匂いを我慢して幹に何度も塗布した。でも全滅させるには至らず枝の先に成虫を目にすることが暫く続いた。

ミッションは現状のままで、ネバティロブランコは、地上1mくらいのところで主幹を切る。来年枝が出てきたらあまり枝葉を増やさないよう管理をするつもりだし、ダメなら株元からの蘖を活かして木を守ろう。

庭の大きく育ったオリーブは、ニューヨークの同時多発テロに強いショックを受け世界平和を願って植えたもの。20年近く目立った病害虫の被害に遭う事なく成長してきたのに、何故、今年になって被害に遭ったのだろうか? ハッキリしているのはオリーブアナアキゾウムシが、ネットや本の中でなく家の庭にも生存してるということ。困ったね。