mecha_ismの日記

内燃機関、自転車、生き物、植物好き

落ち葉

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  家のヤマボウシはすっかり葉が落ちた。
毎年、家のヤマボウシの葉が落ち切った頃に近くの公園にあるクヌギの落ち葉が風に乗って飛んでくる。
ヤマボウシの落ち葉と合わせると結構な量になるので、霜除けに使ったり庭の土の部分に撒いて消極的な腐葉土作りをしている。


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  タツタソウ(左)とミントブッシュ(右)
時期的には遅いのだが、地植えにしていたタツタソウをテラコッタの鉢に植え替えた。
駄温鉢の方が乾燥しなくて良いのだろうが、適当なサイズの駄温鉢が無いので山野草の用土に腐葉土を混ぜて植えた。
  タツタソウ(イトマキグサ)の育て方をネットで検索すると、必ず「用土は微塵を抜いた鹿沼土と小粒の軽石を混ぜた物を使用」と出てくるが、本当にそれが良いのだろうか?
3号ポットの小さな株を購入した時の用土は鹿沼土と細かい赤玉土だったし、元々は落葉樹の下に生えている植物らしい。
だから地植えする時には、土を掘って細かい赤玉土と川砂、腐葉土を4:3:3の割合の用土を作りその中に根鉢を崩さないで植えた。真南向きの軒下という環境的には良くない場所だったが、春先になると紫の花を咲かせ、株分け出来るくらいに大きく育った。
株分け、鉢上げ、用土変更という環境の変化に負けず来春も綺麗な紫の花を咲かせて欲しい。霜は当たらないが寒さ対策でヤマボウシの落ち葉を被せてみた。

  ミントブッシュ初めて剪定してみた。樹形を良くしたいと考えていたら強剪定になってしまった。来年は花は期待しないでおこう。


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スミレ
2年前の夏に里山で採ってきたが名前はわからない。採ってきた当初は鉢植えにしていたが、今年の春先にこの場所に植えてみた。
花を咲かせてくれたし新芽が展開しているので落ち着いたのだろうが、もっと腐葉土を増やしてあげた方が良さそう。


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ハイゴケ
苔が好きなのでストックしているハイゴケの一部を鉢植えにしてみた。癒される。

冬ですな。

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ガザニアのミルクはまだ花を咲かせているが、我が家のシンボルツリーのヤマボウシは、一気に紅葉し1/3くらい葉を落としてる。

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ここまで復活したミントブッシュはまた霜にやられてしまうだろう。

今度の休みは霜対策をやったり寒さに弱い鉢植えや育苗鉢を置く棚を造りたいな。

思うこと。

「この泥があってこそ咲け蓮の花」

その昔、まだ職場で新人だった頃に私の報告書にコメントとして部長が書いてよこしたもの。
この句を見た時に、「綺麗な蓮の花は泥があるから咲ける。お前は泥臭い事もバカにしないでやれよ。」と解釈した。
当時は今のようにネットで検索なんて出来る時代ではなかったから、この句が部長のオリジナルなのか詠み人が居るのか、何より部長の真意がわからなかった。

つい先日、読者になっている方のblogを読んだところ、何やらショックな事があったようで暫くblogの更新を休むとのこと。
何があったかは知る由も無いが、ふと思い出したのが冒頭の句。
挫けずに居て欲しいな。

まとまらない庭

やっと休みの日に天気になった。

今朝は町内の美化運動で沿道にパンジーを植えて来た。
総勢20人くらだったが、手際良くツボを押さえて植える人、ただ丁寧な人と植えるだけの人。それぞれの家の庭が何となく想像出来て面白かった。

さて我が家の庭。
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このエリアを何とかしたいと夏から考えているが、どうしたいか考えがまとまらずにいる。
西陽が当たる場所だから植えるにも置くにも制限があるし、お隣とのバランスもある程度考えるとまとまらない。

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おまけにこいつが邪魔をするから尚更考えがまとまらない。
ホームセンターに行ったついでに買ってきた「犬猫の健康サラダ」とかいう草は食べないし、繋いで置けば怒る。
猫に引かれて歩きながら「あーでも無いこーでも無い」とやっているうちに寒くなってきた。
ムスカリとチューリップの球根を埋めたのと雑草取りしか出来なかったな。

今年の冬は、オリーブを超強剪してこざっぱりさせたいな。
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子ガメ達

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ミスジドロガメ♂とミシシッピニオイガメ♀のmix。
ミシニの特徴が強いから、そう言われなければただのミシニの子ガメだ。
ミスジのベビーよりも食欲が旺盛なせいか、ミスジよりも成長が早い気がする。

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ミスジドロガメのベビー
孵化した時期の早い個体と遅い個体では甲羅の面積が倍違う。

どちらも順調に成長してるのは嬉しいが、将来大きくなったら面倒を見きれないから、ショップに引き取ってもらうことも考えなければ。

ミスジドロガメの繁殖〜交尾から産卵

ミスジドロガメは個体によっては黒目がちで可愛いので、繁殖も考えてWC個体をペアで購入した。
しかし相性が良くないのか、クーリングをしていないからなのか、交尾する様子は見られなかった。
しかもメスだけが成長を続け、オスとの体格差が大きくなったせいか、益々ペアリングが難しい状況になってしまった。
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この状況を打破すべく、別にオスとメスを購入。
色合いからWCのペアを「チョコ」、後から購入したオス・メスは「カフェオレ」と名付けた。
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後から購入したオス(カフェオレ・オス)は、身体は3〜4年目くらいのサイズで小さいが、甲羅の様子からそれなりに歳をとっているように思う。そして何よりアグレッシブだ。

オス同士は一緒に出来ないと知りながら、試しにチョコ・オスと同じ水槽に入れたら口を開けて威嚇したり、挙句は追い回して噛み付く始末。やはり似たサイズのオス同士は、同じ水槽に入れてはいけないことを実感。
やられっぱなしのチョコ・オスは、WCだから年齢不詳なのだがカフェオレ・オスよりも子どもに思える。
すっかり怯えてしまったチョコ・オスの代わりにカフェオレ・メスを入れてみると、カフェオレ・オスはメスの近くに寄って行き、頭を上げ下げしたり口からブクブクっと息を吐いたりしてる。これが求愛行動なのかな?と思って見ていると、オスがメスの背後に回って意外ほど呆気なく交尾が始まった。

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最後はメスが嫌がりだし、後脚でオスを蹴って離れたが、この間10分くらいだったろうか?

この後にチョコ・メスと一緒にしてみたら、カフェオレ・オスはメスに向かって先ほどと同じ行動を取ったが、チョコ・メスはお気に召さなかったようで逃げる。アグレッシブなカフェオレ・オスは、何度か背後を取って交尾に持ち込もうとするが、チョコ・メスとの体格差が大きい事もあり上手く行かない。オスが諦めた様子なのでチョコ・メスはメス水槽に戻した。

カフェオレのオス・メスが交尾する様子を目の当たりにした時は、「産卵すれば良いな〜」くらいに考えていた。
そして改めて産卵〜孵化までの管理方法をネットで調べ、産卵場所を準備しておこうと百均で大きめトレーを買って来た。中には芝生の目土に使っている砂に土のようになった完熟の腐葉土混ぜたものを入れて下準備はOK

しばらくするとそれまで爆食だったカフェオレ・メスが、あまりエサを食べないようになりバスキング用のレンガの上で過ごすようになった。
そして水に入れば水面から飛び出さんばかりにバタバタする様子を見て、産卵の兆候だと判断、水槽内に産卵場所のトレーを設置してやった。
はじめは砂の感触を確かめていたが、次第に砂の上に居るようになった。
でもレンガの上に居る時と変わらない様子で産卵する気配は感じない。

2〜3日して仕事から帰る時に空を見上げると満月だった。「もしかして今日辺り産卵してないかな?」と考えていたが、帰宅時間が遅かったこともありカメの様子は見ないでいた。
翌朝カメの様子を見ると、このところ水から出ている事が多かったカフェオレ・メスがまた水の中で過ごしている。
「産んだかな?」と産卵場所を見ると砂は踏み固まった状態になっていた。
卵があるかもしれないので、竹で出来たピンセットで優しく砂をどかしていくと、随分と浅いところに3個の卵を見付けた。
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思っていたよりも小さな卵で殻はしっかりした固さがあった。
ミスジドロガメの飼育初年度に産卵を経験しちょっと感動したが、無事に孵化させる事が出来るか心配にもなった。
カフェオレと名付けた個体は、今年3回で10個産んだ。

3回目はたまたま産卵の様子を観る事が出来た。
産卵の様子はiPhoneで動画を撮ったがアップの仕方がわからないから文章で残す。

後脚を器用に使って穴を掘り、お尻を砂の中に沈めて産卵を始めた。
産卵し終わると、これまた器用に後脚で砂を均して水の中にポチャン。
この間、約20分。


カメの繁殖経験が無かったから、今年は色々と勉強になった。
ミスジドロガメに限ったことではないのかもしれないが、
1.同じ日に産んだ卵でも無事に白濁が進み成長する卵と白濁しない卵がある。
2.白濁しても無事に孵化する卵と途中でダメになってしまう卵がある。
3.同じ日に産んだ卵でも孵化するタイミングには個体差があり、一月違うこともある。
4.産卵から孵化までに5ヶ月近く掛かることもあるが、カビが生えるまで諦めてはいけない(先人の教えには従うべき)。