先日"ガサガサ"でメダカとドジョウ、メダカよりも小さい子ブナを捕って来たから数年ぶりに水槽を立ち上げてみた。手前の石に縛ったウィローモスは屋外栽培だから良い緑だが、奥の屋内栽培のモスは色が悪いし葉も展開していない。照明を設置したから買って来たスクリュー・バリスネリアが環境に馴染む頃には良い感じになるかな?
30cmキューブ水槽だからちょっと物足りないが、日淡水槽は小川を覗き込んだかのようで癒される。ビールが進むね。
今朝もヒヨドリが庭で鳴いていた。家の庭には春からガールマグノリア・アンの蕾、ジューンベリー、ブルーベリーの実を食べに来る。本当ならバラに付くチュウレンジバチの幼虫などの害虫を食べてくれれば良いのだが、ヒヨドリは所謂"アオムシ"には見向きもしない。それどころかメダカの孵化用のプラ舟で水浴びをして孵ったばかりの針子を跳ね飛ばしたりとちょっと迷惑な存在。そんなヒヨドリが朝から飛来している理由は、ブルーベリーが食べ頃になったから。ブルーベリーの実は食べ頃になると落ちやすい。なのにヒヨドリは食べるのが下手で折角食べ頃になった実が無駄に落ちる。
勿体無いから出勤前にヒヨドリが食べる分を残して収穫した。
今はブルーベリーも沢山の品種が販売されていて、味や実の大きさの好みに応じて品種を選べるようになった。家の庭に植えたブルーベリーは、ラビットアイ系かハイブッシュ系としか表記が無かった時代のものだから品種名は分からない。今食べ頃なのはラビットアイ系で大粒で甘みよりも酸味が強い。
東日本の風習に則って西を向いてニッコリ食べた。
数年前は複数あったドドナエア。大雪が降った年に寒さで枯れてしまって今は挿木が育ったグリーンひと株しかない。昨年がどうだったか覚えていないが今年は鞘を沢山付けている。花はいつ咲いたんだ?樹形がイマイチなのをどうにかしたいな。
矮性のタイサンボク、リトルジェムが咲き出した。この花は昨日開花したから今日はもう花弁が散りそう。純白の10cmを超える大きな花は、兎に角スッキリした香りで甘さと言うか鼻に籠るような香りを含まない。梅雨のモヤっとしたこの時期に清涼感を感じられて良い。あまりに好き過ぎてJO MALONE LONDONのコロン、スターマグノリアを購入したくらい。今年は蕾があと7個。地植えにすればもっと咲くだろうが鉢で小さく育てる。
紫陽花の藍姫も和室の前で良い感じに咲いている。地植えにしたのと青く咲く肥料をやったのが良かったのだろう。花が例年になく青くて多い。
昨年植え付けたテッポウユリ。連作障害があるから植え替えのことを考えるべきだったが、球根を30cmくらいの深さで植えてしまった。でもそのお陰で大きな蕾を沢山付けてもぶっとい茎で自立してる。2年目のスカシユリが咲くのはもう少し先だな。
和室の前は俺の原風景を再現すべく何度も変更してきたが漸く固まった感がある。でも秋にはまたいじりそう。
バラの一番花が咲き誇るのを楽しみにしていたが、職場の後輩が病気を苦に自殺するという出来事があってバラを楽しむ気分になれずに過ごして居た。
20数年前「走り屋になりたい!」という後輩に、中古のカプチーノという後輪駆動の軽自動車を買わせて腕を磨かせたこと。20年ぶりくらいに一緒に仕事をするようになったら、家族を大切にする素敵大人になっていたこと。仕事では技術的な議論が出来るからこれからを楽しみにしていたこと。ふとした時に色々思い出す。この1ヶ月弱の間「俺に何か出来なかったのか?」という想いから、仕事に身が入らず庭を楽しむ気分にもなれずに居た。
昨日久しぶりに庭を眺めていると、大人のカナヘビのメス?が何かを探すかのようにウロウロし、レモンの木ではアゲハの幼虫が幹を登ったり降りたりラベンダー・アロマティコにはセイヨウミツバチが頻繁に飛来しているのが目に入った。今を精一杯生きている生き物を眺めていると、後輩の気持ちは後輩自身にしか分からない。俺がいつまでも凹んでいてもしょうがないと思えてきた。
今日は雨の月曜日。気分は冴えないが切り替えて行くか。