昨年のデータによると男性の平均寿命は80歳で健康寿命は70歳。これはざっくりしたデータだが、50半ばになる俺が元気で居られるのもせいぜい20年くらいだろうと覚悟している。
「いつかやりたい」と考えてきた事も、実現出来る事と無理な事とが分かってくる。まぁ実際は、実現出来ないであろう事はずっと前から分かっていて、敢えてその事実を直視しないで居ただけ。「いつか使えるから」と残していた物も、その＂いつか＂は日に日に遠のいて行く。
自分の生活に必要なモノを見つめ直そう。いつの日か、俺の代わりの誰かが＂何の思い入れも無いゴミ＂を片付ける時の負担を減らそう。そう考えてシンプルな生活にシフトしようと動き出した。
我が家は2階建てで普段は2階で生活している。1階には大量の未使用のタオルや手拭いを始め、布団に座布団など親父とお袋が使っていた、持っていた物が沢山ある。他にも自分達が使って処分しないでいた古い布団や来客用の布団、ファンヒーターなどなど。押入れに10年以上仕舞ったままの物が沢山ある。まずはこれらを押入れから出すことから始めた。
普段生活している2階のクローゼットからも予想を超える量のスーツや洋服、書斎からは多趣味が故に様々なジャンルの物が大量に出てきた。以前の仕事関係の専門書やノウハウ本などは何も考えずに処分出来るが、車関連の書籍や雑誌はどうしようか？車のパーツも沢山あって、手放したら二度と手に入らないレアなパーツも出て来た。
普段開けない収納からは、嫁が置いて行った大量のタオルや手拭いに子供達が使っていた水筒や弁当箱。使っているのを見たことが無いホームベーカリーにホットプレートなどが出てきた。今では使う人が居ない食器も2世帯分ある。
圧倒的な物量を目にするだけで気持ちが萎えるのに、処分するにもリサイクル出来る物なのかどうか、燃えるゴミ・燃えないゴミを選別しないといけないから面倒だ。
予定では11月中に不要な物を片付けて12月は家の内外を掃除。生活の拠点を1階に移して気分新たに新年を迎えるつもり。既に自治体のリサイクルセンターと焼却処分場とを2周したがまだまだ物が溢れてる。予定通り進むかな？
庭はアオダモが早々に葉を落としギボウシの葉も枯れてきた。一方でクリスマスローズが動き出していて晩秋を実感する。そんな中、ガブリエルとビオラが咲いている。
ガブリエルは一度盗難に遭ったが花色と香りが好みだったからまた買った。今は10号のロング鉢の1/3くらいガーデニング用の丸石を入れて容易に動かせないように重くしてる。ビオラは腐葉土を買いに行った時に薄い水色のフリルが可愛いくて買ってしまった。この後シンボルツリーのヤマボウシが葉を落としたらいよいよ冬だな。
