mecha_ismの日記

内燃機関、自転車、生き物、植物好き

少し落ち着いた

父親が亡くなって1週間になる。

心臓が悪く今年に入って入退院を繰り返していたが、今回は家に帰れなかった。医師から痛みを訴えるようならモルヒネを使って緩和ケアに移行すると言われていたから覚悟は出来ていた。

親父は、俺が生まれた頃から小学校に入ったくらいまで出張が多く、その後は定年まで単身赴任だった。現役時代の親父は、週末は家に帰っては来るが、海釣りが趣味だった為、俺が起きる前に釣りに出掛けて日没まで帰って来ないような人だった。俺は次第に親父を頼る事をしなくなり、進学、就職の際にも親父に相談する事は無く、結婚して実家を離れたからどのような思考回路を持った人なのか、どのような経験をしてきたか良く分からないままだ。

親父が視力を失い全盲になってから一緒に暮らし始めたが、お袋が亡くなった時の蟠りを抱えたままだったから、一昨年ハゼ釣りに連れて行った以外は何ら親孝行らしいことはしなかった。

それでも生活する上でこれといって楽しみが無かったであろう親父を、たまに庭へ連れ出そうと育て始めたナスにトマトf:id:mecha_ism:20200623112450j:imagef:id:mecha_ism:20200623112459j:image

「この歳になって初めて食べた」と夏になると喜んで食べたブルーベリーf:id:mecha_ism:20200623114021j:image

好物で実りを楽しみに植えたポンカンf:id:mecha_ism:20200623114032j:image

これから収穫を迎えるが俺一人では食べきれないな。

家のビオトープ

f:id:mecha_ism:20200603192305j:imageアナカリス(オオカナダモ)って花が咲くだね。

ピントが奥のアナカリスの花に合ってるからボケてるけど、手前のカキツバタイトトンボのヤゴの抜け殻がある。今年も庭からイトトンボが旅立ったようだ。地域の生き物と共に生きたいと考えているからトンボが家の水辺で育って旅立って行くのは嬉しいな。

f:id:mecha_ism:20200603194016j:image和室の網戸を開けて池のメダカを眺めながらタバコを吸っていると、トカゲが部屋の中に入って来た。サイズから今年2歳だろうと思う。先日大人のトカゲのメスを見かけたから今年も庭で繁殖するかな?

家を建てた時から庭に俺の原風景を再現したいと思っていたが、子供が小さい頃は庭で遊ぶから芝生にしていたし、今でもスペース的に難しいと諦めていた。でも家の庭が生き物の住処、ビオトープになっているから良しとするか。

カメ日和

未だ家の中で飼育中のミスジドロガメたち。今朝は曇り空で時折日が差す陽気だったから、熱中症にはならないだろうと水換えの間ベランダで日向ぼっこ。

f:id:mecha_ism:20200524112636j:imageエサは配合飼料(カメブロス)なので栄養不足にはならないと思うが、自身でビタミンDを作ってもらおう。
f:id:mecha_ism:20200524112642j:imageベランダにワザと布団挟み?を置いてみたら、避けて通るヤツと乗り越えるヤツとが居た。日頃からカメにも性格があると思ってるが今日は尚更そう思った。
f:id:mecha_ism:20200524112616j:image水換えを終え、ついでに洗濯をしている間に日差しが強くなって来たので様子を見に行くと日陰に移動してる。

その後、カフェオレのオス・メスを一緒の飼育槽に入れてみたら直ぐに交尾を始めるから笑ってしまった。f:id:mecha_ism:20200524144741j:imageカメの交尾は、ある程度の水深がある所で行われるとの説があるのに、このペアは甲羅が浸る程度の水深で交尾してる。本当に相性が良いんだな。

カフェオレと名付けた2匹だがオスは加齢から色が濃くなってビターになってきた。2匹ともWCだったから歳は分からないが、仲が良い2匹だから元気なうちに沢山の子を残して欲しい。今年はオスを孵したいな。

f:id:mecha_ism:20200524144025j:imageこのペアの初子はすっけり大きくなった。そろそろ成熟しても良い頃だから繁殖にトライしてみたい。この子らに似合うオスが欲しい!

f:id:mecha_ism:20200524153800j:imageこのペアの2回目の子も順調に育ってるが、まだ3本スジば出ていない。今後どんな色になるか楽しみだ。

カメは、犬やネコの様には懐かないが、人が近寄るとエサを貰えると思って近寄って来るくらいの知能は持ってる。種類によって違いはあるが、毎日面倒みなくても大丈夫だから俺みたいな人間が共に生きにはピッタリな生き物だ。

外のカメマンションの改修を急ごう。

バラが綺麗

今年は、例年に無くバラの香る庭。

レディ・オブ・シャーロットf:id:mecha_ism:20200513212413j:image冬越しした枝の蕾はピンチしたが、今年伸びた枝はそのままにしてたら沢山咲いてしまった。結構大輪なんだな。

レディ・エマ・ハミルトン(手前)とシャーロット(奥)f:id:mecha_ism:20200516062911j:image花が似てると思っていたが並んで咲く様子は別物。エマの方が赤味が強いし俯き気味に咲く。水切れ気味なのか? 溢れ種から発芽したオルラヤを移植しておいたらバラよりも勢いがある。オルラヤには環境が良かったようだ。

アレゴリーf:id:mecha_ism:20200513212449j:image今年は株の充実を図るつもりだったが、やっぱり一つくらいは花を咲かせてみたくなり残した蕾。写真では表現出来ない深みのある赤い花が咲いた。これは赤バラのエースとして大事にしたい。

プリンセス・アンf:id:mecha_ism:20200513212426j:imageこのバラは良く目にし誰もがイメージするバラとは違う咲き方で不思議な感じだ。咲き始めは濃いピンクなのに咲き進むと薄いピンクに退色していく。花が次々に咲くから濃いピンクと薄いピンクの共演が見られるのは面白い。

ラ・パリジェンヌf:id:mecha_ism:20200513212534j:image家の前を散歩してたご婦人が足を止め「わぁ、綺麗なバラ」と独り言を仰っていた。今は鉢に上げているが、伐採したオリーブの状況次第でここに地植えしようと思う。

ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイf:id:mecha_ism:20200518183558j:image

歪な剪定のせいで全体的にはイマイチな見た目だが、f:id:mecha_ism:20200518183620j:image絞りの入った花が渋くて好き。

ピエール・ド、ロンサールf:id:mecha_ism:20200516063317j:image咲き始めは良く目にする白地にピンクの縁取りなのに、咲き進むと花弁の縁のピンク色が花全体に広がっていく。知らなかったな。

アイスバーグf:id:mecha_ism:20200518183740j:imageスタンダード仕立ては高級感があるからもう一株作って見たくなる。香りも良いね。

サマースノーf:id:mecha_ism:20200518183807j:image一季咲だから勢いが凄い。でもこの後は例年通りチュウレンジバチの幼虫の被害に遭うんだろうな。雀や四十雀が食べてくれるなら巣箱を作って庭に呼ぶんだけどどうだろう?

ヴァネッサ・ベルf:id:mecha_ism:20200516063150j:imageレモンイエローってこういう色だよと言わんばかりの花色。この花は蜂蜜の香りがする。枝の太さに比べて花が大きいからやや俯き加減になってる。枝を太く育てたい。

シャーロットオースチンf:id:mecha_ism:20200518191827j:image咲き始めはバニラアイスみたいなのにf:id:mecha_ism:20200518191901j:image完全に開花するとゆで卵の断面みたいな花。可愛いね。

クリーミーエデンf:id:mecha_ism:20200518192139j:imageサマースノー、シャーロットオースチン、白雪と一緒に撮ったが、白ともイエローとも違う花色はやっぱり素敵だ。

バラは良いよね。手を掛ければ綺麗な花を咲かして応えてくれる。バラが咲くと庭が明るくなるし、バラの香りは気持ちを明るくしてくれる。でも今日は一日中強い雨が降るようだから花がダメになってしまうだろうな。憂鬱な朝だ。

芝の張替えとポタジェ作り

毎年春に庭の芝生に目土を何年もやり続けた結果、グランドレベルが芝を張った当時よりも10cm近く高くなってしまった。目土をしなくても土埃が堆積するし、頻繁に芝刈りをしないと芝生の厚みが増して次第にグランドレベルが上がる。これから庭に芝を張る人には、向こう何年か先のグランドレベルを考えて低めにする事を勧める。

体力的に今グランドレベルを下げておかないと今後はやれないと思うし、良く買う野菜を庭で育てる事にしたからポタジェ作りを並行して着手。

まずはポタジェにする場所の芝生を剥いで土を掘り起こす。

芝生の剥ぎ方は、ターフカッターで芝生に切り目を入れ
f:id:mecha_ism:20200509193742j:imageイカ型の片手鍬で芝生を掴めるくらい剥がしたら、両手で芝生を掴んで根をちぎりながらベリベリと引き剥がす。剥がした芝生の厚さは下地によって厚さが変わるようだが家の場合は約5cm。その後、剣スコップで固まった土を掘り起こした。

家の東側には造成時の粘土質の土が入っているから、30cnも掘ると砕石混じりの黄色い粘土が出てくる。f:id:mecha_ism:20200509192653j:imageでも20cmくらいまでは土壌改良の甲斐あって粘土質ではあるが水捌けは悪くない。コアリングした時の穴に入れた籾殻はすっかり分解されている。籾殻の効果有るね。 

木枠を作ってレイズベッド式にするのだが、材料費をケチって1×8を使ったら土の重みで反ってる。f:id:mecha_ism:20200509195144j:image2×8にすれば良かったかと思うが、杭を打って枠板が反らないようにすれば問題無いだろう。イメージはこんな感じ。f:id:mecha_ism:20200510075048j:image

f:id:mecha_ism:20200510061909j:image畳くらいのサイズを2つ並べるからまた芝を剥いで土起こし。木枠の周りは芝生を残すから、木枠は芝刈り機が通れる間隔にした。

芝生を剥いで掘り起こした面積は2坪足らずだが、固まった土を掘り起こし、土を解して自家製の腐葉土苦土石灰を混ぜたりと結構ヘビーな作業だった。手持ちの道具では効率が悪いから鍬を買ってきたら作業が捗った。やはり何をやるにも道具は大事だ。

後半は疲れが出てきたのといつもながらビールを飲みながらの作業であまり進まなかった。しかもメインの芝生の張替えとポタジェ作りに集中出来ず、植栽の見直しや鉢植えの配置換えなど、色々気になることを合間合間でやってたから尚更だ。日没で終了。

風呂上りにハイボールを飲みながら日記を書いていたら、いつの間にか寝てしまい気付いたのは朝。余程疲れたのだろう。

今日、完成させるつもりでいたが、外を見ると雨がチラチラ降っている。午後からは雨が上がる予報だが、泥だらけになるし疲労と筋肉痛で怠いから今日は家の中の事、部屋の掃除やカメの水換えをやろうと思う。

 

てんとう虫大発生

f:id:mecha_ism:20200507184748j:image放ったらかしのタイムの周りにてんとう虫が沢山居る。適当に撮ったこの中に何匹のてんとう虫がいるんだろう? 

f:id:mecha_ism:20200507184810j:imageまだ孵化したばかりでオレンジ色だけど時間が経てば赤くなるはず。

バラに付くアブラムシをバクバク食って欲しいね。

良い季節だね

 

今日は夏日になった。

カラタネオガタマf:id:mecha_ism:20200502205323j:image初めてバナナの香りを感じた。家をオガタマの垣根で囲いたいと思うくらいウットリする香りだ。

ヒューケラ鉢植えBf:id:mecha_ism:20200502205319j:imageグリーンがメインの鉢植えがいい感じ。

 

レディ・オブ・シャーロットf:id:mecha_ism:20200502214920j:image株を充実させようとソフトピンチをしていたのに見落としていた蕾が今日の気温で一気に開花。

白モッコウも咲いて良い香りを放ってる。f:id:mecha_ism:20200502205310j:imageこれをヤマボウシの西側に植えたのは正解だったな。まだまだ茂って欲しいがそれでも殺風景な駐車スペースが少しマシに見える。

今日は午後から往復100km超のドライブで水を貯めるタンクを引取りに行ってきた。庭の花木への水遣りで下水道使用料まで取られるのがシャクだから、雨水を活用できる環境を構築する。

ドライブ途中に遠いから滅多に行けない花木センターを覗いてみた。通販で買おうと思っていた苗や気になっていた苗が売っていたから断捨離しないと植える場所が無いのに沢山買ってしまった。

俺はコロナ後は不況が訪れると確信してるから、芝生の一部を剥いでポタジェって言うのかな?小洒落た家庭菜園を作って一部野菜の自給を考えてる。手始めにナスとトマトとスイカの苗を買ってきたから、あとはネギと生姜にニラ、サツマイモの苗を買えば良く買う野菜は自給できるな。頑張ろう。